◆iMPACTからコンフィギュレーションROMへの書込時にエラーになります (2012/09/07 - 追記)
進行表示が30,40%の状態で長時間止まり、【Program Failure】となってしまう場合があります。
このとき、書込は正常に終了し、処理最後の「ROMからFPGAのコンフィギュレーション」で失敗するしていることがあります。
これは設定スイッチにてコンフィギュレーションモードを【JTAG】としている場合に起こり得ます。このとき下記のようなメッセージが表示されているかと思います。
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'1': Configuration data download to FPGA was not successful. DONE did not go high, please check your configuration setup and mode settings.
原因
iMPACTの設定によるものです。
iMPACTの初期設定では、ROMへの書込後にROMからのコンフィギュレーションが自動的に行われます。
モードがMasterSPIモードでない場合、この処理が失敗します。
以下に設定画面を示します。
【After programming Flash...】
(1)automatically load FPGA with Flash contents <default>
(2)automatically load FPGA with currently assigned bitstream
対策
コンフィギュレーションROMへの書込の際は、モードを「Master SPI」に設定します。
(または上記の(2)の設定とします)
※本記事作成時に使用したiMPACTのバージョンは12.3です。
こちらもご参照下さい
iMPACT : Indirect SPI Programming モードによる SPI-ROMへの書込み
XCM-017 (Virtex-5) のコンフィグROMにインダイレクト書込が成功しません
[kw] iMPACT, MCS
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