Tips:

Virtex-5 LXT、RocketIO(GTP)のIBERTコアの生成と受信における設定項目について

Xilinxの高速シリアルインタフェース「RocketIO(GTP)」には試験、設定用にIBERT機能が用意されております
この機能を用いると、各種項目、例えばレシーバのイコライザの設定をリアルタイムに変更、調整することが可能です。
IBERT Core Generatorを使用したコアの生成から、パラメータの調整までの一連の流れをお示し致します。
XCM-017-30T、ISE 12.2を使用しました。

・スタートメニューから、IBERT Core Generatorを起動します

 

・起動したらNEXTをクリックします


 

 

・ファイルの出力先、デバイスを設定します
この場合、XCM-017-30Tを使用していますので「xc5vlx30t / ff665」となります。

 

・汎用ロジックに使用されるクロックを指定します

 

・送信するデータパターン、使用するGTPタイル、転送レート、リファレンスクロック値を指定します
LX30TではDCM数の制限から、タイル1つのみ実装可能です。
今回はMGT112を2.5Gbps, リファレンスクロック 125MHzで動作させます。

 

・VIOを設定することができます
今回は使用しません。

 

・最後に諸設定を行い、Generate Designをクリックします

 

・生成されました

 

・ChipScopeを起動します

 

・デバイスを認識させます

 

・デバイスが認識されたら、生成されたbitファイルを書込みます

 

・IBERT Consoleをクリックします

 

・GTP_DUAL_PowerをONにします

 

・タブ「MGT/BERT Settings」内のRx Settingより、イコライザー等の設定が可能です

 


[kw] 2011-07-08 XCM-017 XCM-107 Virtex-5 LXT IBERT GTP RocketIO イコライザー


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