LNX-010のUDPの設定方法について教えて下さい。

LNX-010をUDPで接続する設定例をお示しします。(LNX SETTING TOOLは、Ver3.4の画面です)
LNX-010は、LAN経由でRS-485/RS-422に接続するコンバータです。
LNX SETTING TOOLの最新版はこちらからダウンロードが可能です。

[1] UDP Connect(Hostを指定して接続)に設定する場合

LNX SETTING TOOLの動作設定タブ内で、下図赤枠部を設定します。
IPアドレス、ポート番号には接続相手(Host)の設定を入力します。
ローカルポート番号はLNX-010のポート番号を設定します。
※初期値の<Random>でも設定は可能ですが、ローカルポート番号はランダムとなります。


設定したIPアドレス、ポート番号のHost以外からデータを受信しない場合、UDP受信を"制限する"に設定します。



[2] UDP Listen(待ち受け)に設定する場合

LNX SETTING TOOLの動作設定タブ内で、下図赤枠部を設定します。
IPアドレスはブランク、ポート番号は初期値の<None>を設定します。
ローカルポート番号はLNX-010のポート番号を設定します。
※Listen(待ち受け)に設定する場合、ローカルポート番号は<Random>に設定できません。また切断のタイムアウトの時間を90,000ms(90秒)以下に設定します。


[3] UDP ブロードキャスト接続に設定する場合

ブロードキャスト接続により1対N通信が可能です。※1対1の通信に比べ回線への負荷は大きくなります。

LNX SETTING TOOLの動作設定タブ内で、下図赤枠部を設定します。
IPアドレスにはディレクテッド・ブロードキャストアドレスを設定します。

ディレクテッド・ブロードキャストアドレス:
ホスト部が全て“1”のIPアドレスです。ルータを越えた他のネットワークを指定することにより、ルータを越えたネットワークに対してもブロードキャストを送信できます。
例)ネットワーク部が192.168.0.***の場合、192.168.0.255と設定(255は2進数で"11111111")


本ページの設定方法により、下記製品も同様に設定が可能です。
LNX-011W、LNX-012W、LNX-013W、LNX-014Wシリーズ、LNX-010、LNX-010e、LNX-503W、LNX-504W、LNX-206-4R、LNX-206-8R、LNX-207W-4R、LNX-207W-8R
なお、当社のLNXシリーズはデモ機を無償貸出ししておりますので、どうぞ実機にてご確認をお願いいたします。

 


[kw] 2024-07-08 UDP LNX LAN Wi-Fi FAQ-FA


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