引用
LNX-VCPは、ユーザーモードのアプリで生成されますが、サービスやドライバレベルで動作する仮想シリアルポートはありませんでしょうか?
LNX-VCPは、ヒューマンデータオリジナルの仮想COMポート生成ツールです。これは、ユーザーモードのアプリケーションで仮想COMポートを生成するようにしています。
ドライバレベルで動作する仮想COMポート生成ツールとしてSecure Com Port Redirector(SCPR)がございます。LNXシリーズの製品で使用しているデバイスサーバは、Lantronix製を使用しておりますのでこちらのアプリケーションも使用することができます。
[Secure Com Port Redirector(SCPR)の対応OS]
x64 (64bit): Windows Vista, 7, 10, 11 and 2008 Serverx86 (32bit): Windows XP, 2003 Server, Vista, 7, 10 and 2008 Server
※32bit版に対応した旧バージョン(CPR)はこちらからダウンロードが可能です。
仮想COMポートの生成方法
- ここからSCPR_x64CD.zipをダウンロードし、圧縮ファイルを解凍します。
※最新バージョンやドキュメント類はLantronix社のWEBサイトも参照して下さい。
- SCPR_x64CDフォルダ内のSCPR_x64CD_4.3.2.1.msiを実行しインストールします。
- Secure CPR Managerを起動します。
- ユーザーアカウント制御の画面が表示されます。"はい"をクリックします。
- “Add/Remove”をクリックします。
- Comポート番号を選択し、”OK”をクリックします。例としてCom100に追加します。
- リストにCom100が追加されますので、これをクリックします。
- “Search For Devices”をクリックしてLNX製品を検索します。同一ネットワーク上にLNX製品が接続されていると下部のDevice Listに検索結果が表示されます。
- Device ListからCom100と接続するIPアドレスをダブルクリックします。複数見つかった場合は、HW Address(MACアドレス)で識別することも可能です。当社のLNX製品は本体のラベルにHW Address(MACアドレス)が記載されています。
- Host、TCP PortにIPアドレスとポート番号が自動的に入力されます。製品によってはTCP Portが"Unknown"と表示される場合があります。この時はLNX製品に設定したポート番号(初期値 "10001")を手動で入力します。
- “Save”をクリックして保存します。
- デバイスマネージャで確認するとCOM100が生成されています。(表示名はLantronix Secure CPR Portになります)
一度生成するとCOMポートを消すかCPRをアンインストールするまで常時COM100が割り当てられている状態になります。
仮想COMポートの削除方法
- “Add/Remove”をクリックします。
- 削除するComポート番号を選択し、”OK”をクリックします。例としてCom100を削除します。
- Com100に(Marked for Deletion)が表示されていることを確認し、"Save"をクリックします。
なお、当社のLNXシリーズはデモ機を無償貸出ししておりますので、どうぞ実機にてご確認をお願いいたします。
[kw] 2015-11-17 LNX LAN Wi-Fi LNX-VCP CPR SCPR 仮想COM ポート FAQ-FA
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